cuda インストール#
1. cuda のインストール#
https://developer.nvidia.com/cuda-toolkit にアクセスしてダウンロードします。インストール時には必ずカスタムインストールを選択してください。それ以外の場合、不要なものが多くインストールされます。インストールオプションでは、ドライバを更新しないように選択できます。
または、オフラインファイルをダウンロードしてインストールします。
インストール時には、カスタムインストールを選択します。
インストール後、NVIDIA の cuda に関連するプログラムが以下の図のように表示されます。
注意:「Nsight Visual Studio Edition 2019.2」などの不要な項目にチェックを入れないでください。
2. テスト環境のインストール確認#
コマンドプロンプトを実行し、nvcc --version
と入力してバージョン番号を確認できます。
set cuda
コマンドを使用すると、cuda の環境変数を確認できます。
cudnn のインストール#
cuDNN のダウンロードリンクは以下のとおりですが、注意点として、ダウンロードページにアクセスするにはアカウントの登録が必要です。安心して登録してください。
cuDNN Download | NVIDIA Developer
ダウンロード結果は圧縮ファイルです。
cuDNN の設定#
正確には cuDNN の設定と呼ぶほうが適切です。ダウンロードした cuDNN を解凍すると、以下のファイルが得られます。
解凍後のファイル:
ダウンロード後、cudnn は実行可能ファイルではなく、圧縮ファイルです。解凍後、3 つのフォルダがあります。これらのフォルダを cuda のインストールディレクトリにコピーします。
CUDA のインストールパスは、前のスクリーンショットに表示されているか、コンピュータの環境変数を開いて確認できます。デフォルトのインストールパスは次のとおりです。
C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\インストールしたcudaのバージョン
コピーする際に、CUDA のインストールディレクトリに cuDNN 解凍後の同名のフォルダがあることに気づくでしょう。心配しないで、そのままコピーしてください。cuDNN 解凍後の同名のフォルダの設定ファイルは、CUDA のインストールディレクトリの同名のフォルダに追加されます。【ここでは、フォルダの内容をそれぞれの対応するフォルダにコピーすることをお勧めします】
cuDNN は、実際には深層学習演算を最適化するための CUDA のパッチです。そして、環境変数を追加します。
まず、cudnn の同名のファイルを cuda のインストール位置にコピーします。
環境変数の設定
C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v11.6\bin
C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v11.6\include
C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v11.6\lib
C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v11.6\libnvvp